スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
劇場映画、DVD、新作、旧作問わず映画のレビューを書きます。
コメント・トラックバック大歓迎。みなさまの積極的な絡みをお待ちしております。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
シリアナ

原題:SYRIANA
製作国:アメリカ
製作年度:2005年
上映時間:128分

監督:スティーヴン・ギャガン
原作:ロバート・ベア
脚本:スティーヴン・ギャガン
出演:ジョージ・クルーニー/マット・デイモン/アマンダ・ピート

story:
CIA諜報員ボブ(クルーニー)は息子の進学を機に、キャリアに終止符を打とうと決心する。一方、一流法律事務所の弁護士ベネット(ジェフリー・ライト)は、アメリカの巨大石油会社の合併調査を依頼される。また、ジュネーブ在住の石油アナリスト・ブライアン(デイモン)は、ある事件をきっかけに石油王の王子ナシールの相談役となる。そしてパキスタン人のワシームは母国を離れ中東の油田で働いているが、過酷な労働と人間以下の生活に希望を失いかける・・・

シリアナ official HP
感想:
昨今のガソリン価格の高騰。
そんな愚痴ひとつをとっても世界は動いている、と実感する映画。

話題作にかけたといわれる昨年度のアカデミー賞。
『ER』で人気が出た代わりに、“二枚目・プレイボーイ・我が道を行く”
的イメージが定着した彼も、ようやく映画俳優として軌道に乗ってきたのでしょうか。
それでも、スワロの中では、ジョージ・クルーニーはロス先生、
というイメージを払拭し切れません。

久しぶりの社会派ドラマに頭の回転もなかなか追いついていかず、
ボブ、ベネット、ブライアン、アシームのエピソードが一つにつながるまでが大変でした。
この4人が出てきて間もなく「石油という媒体を介して4人がつながっていく」
という核は理解できたのですが、一向に4人が絡んでいく様相を見せず
自分の解釈がかなり心配になってしまいました。
そして、場面がころころ変わり、この4人のほかにも登場人物は数多オリ
あまりにも複雑だったために「スワロ、寝てたか?」と自分を疑いたくなるほどです。
実際、個々のストーリーがつながったのはラスト30分を過ぎてからです。
ストーリーがうまくつかめなかった分、集中力が切れそうになりましたが、
ラスト30分を超えたときの緊張感は、まるでその場に居合わせたかのようでした。
「何かが起こる!」
その緊張感で画面に引き込まれました。

石油利権を求めるアメリカが、そのために人を殺し、そして殺される。
テロ、CIA、陰謀・・・
ロバート・ベア著『CIAは何をしていた』が原作であるのだから、
この作品はほぼノン・フィクションなのでしょう。

アメリカ。
自由の国、というのは中東においては程遠い響きで、
イスラム圏に対し、アメリカは異常なまでにセンシティブになっています。
イスラムを擁護するような発言はすることができず、
イラク戦争反対を唱えたジョージ・クルーニーには非難が殺到しました。
「イスラム教」にこじつけ、石油利権を失う危うさに、あらゆる手段を使ってもがいている国。

タイトルの“シリアナ”は非常に耳慣れない言葉です。
インターネットで調べてみると
>イランとイラク、そしてシリアがひとつの民族国家を形成した場合の想定国家の名前
などとヒットし、自分の国際情勢の知識の乏しさに閉口する限りでした。
いや、しかし、この造語を知っているほど中東情勢に通じている映画好きは
どのくらいいたのだろうか・・・とも考えてしまいましたが。

アカデミー助演男優賞を受賞したジョージ・クルーニーは、
淡々とし、でも、どこか心の底が熱くなるようなCIA諜報員を好演していました。
オスカー受賞も納得の演技です。
ロス先生の面影はどこにもありませんでした。
スポンサーサイト

今年の3月に劇場解禁したばかりなのに、もうDVD解禁されたですか。
ハリポタといい今作といい、ここ最近のワーナー、ソフト化早すぎ。

かつてアルバイトとしてレンタルビデオ業界にいた頃は、
ソフト化が早い作品=劇場公開から期間を置かないことでその知名度が高いうちに荒稼ぎしなくちゃいけない、公開時にパッとしなかった作品
って法則があったんですが、どうやらその法則にピッタリはまるようです(笑)。

てなわけで、TBありがとうございました。

2006.07.21 09:42 URL | にら #lcbXb0/Q [ 編集 ]

にらさん、こんにちは。

ワーナーに限らず、最近は公開して間もなくDVDが発売になっている作品が多いように思います。
しかし、シリアナに至ってはいつ作品が公開されたのか知りませんでした・・・
シリアナ、ぱっとしなかったんでしょうね。
ハリポタのようにお子様層はターゲットの外だし。

ま、別にいいんですけどね。

  from swallow tail

2006.07.21 11:56 URL | to にら さん #- [ 編集 ]

スワロさん、こんばんは。
自分「ER」のファンでして、最近は観てませんが…。
やっぱりジョージ・クルーニーってロス先生ですよね。
オスカー受賞ですか、観なくてはいけませんね。旧作になってからですが…。(←これが悲しい)
また、遊びにきますね。

2006.07.23 01:53 URL | kowa.shu #- [ 編集 ]

kowa.shuさん、おはようございます。
kowa.shuさんも『ER』ファンですか。
スワロも大好きです。
出演者の降板や韓流ブームに押されてパッとしなくなりましたが、
それでもシーズンⅩまでレンタルしましたよ。

そんなロス先生が、ロス先生でなくなってしまった作品ですよ。
内容は難しくて、途中で挫折しそうなんですけど
彼の演技には納得です。
旧作?
もちろんですとも!
おまけにレンタル半額の日に見てみてください。

  from swallow tail

2006.07.23 06:25 URL | to kowa.shu さん #- [ 編集 ]

この造語、今後もいろんなモノが生まれそうですよね。
アジア諸国を一括してアジアナとか・・・
そんなの出来ないか・・・(汗)

2006.07.24 16:27 URL | kossy #YaTS71PM [ 編集 ]

kossyさん、おはようございます。

はっきり言っちゃいますと・・・
アジアナはヤバイでしょー!!
それはちと違う気がしますよ・・・
「EU」のようになるんじゃないかと思われマッス。
アジア諸国の統一、実現までに何光年ってかかりそうですね。

  from swallow tail

2006.07.26 06:50 URL | to kossy さん #- [ 編集 ]













管理者にだけ表示

トラックバックURL↓
http://swallowtailchocolate.blog56.fc2.com/tb.php/50-cba1ce7e

『シリアナ』
覆面レスラー・タイガーマスクになるために孤児だった伊達直人が特訓を受けた場所は「シリアナ」ではなく「虎の穴」です。覆面男バットマンになるために孤児のブルース・ウェインが特訓を受けた場所が「シリアナ」なのか

2006.07.21 09:43 | ねこのひたい~絵日記室

シリアナ
動物園前シネフェスタ たっくさんの場所、たっくさんの人間、たっくさんのエピソード。その表と裏。石油市場の恐ろしき世界を見せてくれるのだか、私の頭が悪いのか、途中から混乱して、眠たくなってきた。1時間

2006.07.22 12:22 | 映画評論家人生

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。