スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
劇場映画、DVD、新作、旧作問わず映画のレビューを書きます。
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ぼくの大切なともだち

原題:Mon meilleur ami
製作年度:2006年
製作国:フランス
上映時間:96分

監督:パトリス・ルコント
原作:――
脚本:パトリス・ルコント/ジェローム・トネール
出演者:ダニエル・オートゥイユ/ダニー・ブーン/ジュリー・ガイエ
     ジュリー・デュラン/ジャック・マトゥー/マリー・ビレ

あらすじ:
美術商のフランソワ(オートゥイユ)はある商売相手の葬式に参列し、列席者がわずか7人しかいないことにわずかな驚きと優越感を抱く。その晩、自分の誕生日を祝う夕食会でその話をすると、共同経営者のカトリーヌ(ガイエ)から「あなたの葬式には誰も来ない」「あなたには友達がいない」といわれる。腹を立てたフランソワは10日以内に親友を紹介するとカトリーヌと賭けるのだった・・・
感想:
ホロ苦い学生時代を思い出してしまった・・・

「友達」って一体どういう存在なのだろうか・・・
「友達」に関して定義づけられているものなんてないし
自分が友達だと思っていても相手もそう思っているかどうかなんてわからない。
おまけに「友達」と「親友」の違いはどこからなのだろう。
いったいどのくらい親密になれば「親友」になるのだろうか。

スワロは・・・おひとり様が大好きだ。
不思議と年々おひとり様であることが精神的に楽になっていく。
映画はもちろん一人で見に行くし、ひとりでランチするのも好き。
マックもカフェもバーも一人で行く。

だが、スワロも10代のころは「友達」という存在にひどく苦しめられていた。
スワロの通っていた学校は女子中学生のような感覚の学生がいっぱいいて
「ひとり=友達がいない=さびしい子or変わっている子or性格に問題アリの子」
という方程式ができていた。
ひとりでいること自体が学校内で浮いているのだ。
スワロもスワロで周りから「あの子友達もいないんだ」という目で見られることが怖かった。
今思うと子供だったなぁと感じるけれども、当時はそのために友達づくりに必死だった。
が、それはあくまでも「友達」なんかではなく「孤独に見られないためのカモフラージュ」。
周囲の目を恐れて仲良しグループ作りに奔走し
なんとか一緒に講義を受けられる人を作ろうとしたものだ。
「友達」と呼ぶにはあまりにもお粗末な存在だ。
そして想像通り、その時の友達とは誰とも連絡を取っていない。

社会人になって、「友達」という存在の二面性がよく見えるようになった。
とても貴重な存在であるが、同時にとてもあやふやな存在でもある。

夜中に長電話して仕事の愚痴や恋の悩みを延々と語れる相手もいれば
職場だけのお付き合いもある。
「お付き合い」という関係は人間関係で悪いものではなく
社会で円滑に生活するために必要なコミュニケーションの一つなのだ。
しかし、お付き合いの比率が多くなり、愚痴を言える相手と疎遠になってしまったり。

「君は僕のたった一人の人。僕は君のたった一匹のキツネ」

はたして自分に唯一無二の親友がいるだろうか。
自分が死んだときにお葬式に来てくれるともだちは何人いるだろうか。

実はこの話題は過去に友達としたことがある(苦笑)
「もし、私がアパートで死んだら・・・きっと誰も気づかないよね」
「そうだね。最初の発見者は腐敗臭を感じた隣人だね」
「お葬式の通知は誰にすればいいんだろう」
「いっそのこと密葬」
「もう死んだんだからだれが来ても来なくても関係ない」
「でも誰もいなかったらさみしい」

スワロも孤独な現代人の一人であるから
この主人公フランソワの気持がわからないでもなかった。
人はやっぱり一人であることがさみしいと思うのが当然の感情なんだよね。
友達が一人もいないのはちょっとおかしい、そういう風に思われることも恥ずかしい。
「自分にだって友達くらいいる!」そう言って大手を振って歩きたいじゃない。
と、大げさに言っちゃうあたり
やっぱり自分の中で「友達」という問題がまだネックであるからかしら?

でもスワロには「自分は好かれている」「友達がたくさんいる」という自惚れはないけど。
フランソワのうぬぼれっぷりはもう笑っちゃうくらいだ。
「感じよくする」ことが「お金」と結びついちゃうあたりが悲しさを反映している。
「このカウンター、みんなぼくのおごりだ!!」なんて不気味すぎる。
小学校時代から相当「感じ悪い」少年だったようだし、彼の育った環境が気になるわ~。

ブリュノも「感じいい人」として描かれていたけど
極度のあがり症のおかげできっとこれまでの対人関係は苦労してきたに違いない。
クイズマニアとして学校では白い目で見られてたかもしれないなぁなんて感じてしまった。

そんな二人は結構いい相性に見えた。
ラスト、フランソワがブリュノに対して犯した行為はひどすぎるけど
「相手に対して危険を冒すことができるのが親友」
というアドバイスを鵜呑みにしたフランソワも
彼の願いに応えてあげようとするブリュノも
どっちも馬鹿正直で応用を知らない人間じゃないかしらって。

友情・・・Priceless 
お金で買えない価値がある。買えるものは○○○○カードで。

スワロ的評価:★★★
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スワロさん、こにちは。ハロウィン仕様に、おおおぅ!と驚いたワ。
で、今日私はおばけに変装して子供にお菓子をねだろうと思います。爆
・・・あ、私も孤独組w
誰かとつるんでいたい時もあるけど、段取りが面倒臭かったりして。わはは。今はブログがあるから結構孤独~って感じでもないです。
本作のお二人はホント微笑ましい中年男性でしたね;
思い込みが激しいところなんて、うわ、同類。。と思って私も心が痛かった(笑)
イタイ二人だけどなんか男同志の友情っていいなと密に憧れました。いくつになってもおバカができるのだものね。女同志にはないなあ~。やっぱり。。。

お疲れのご様子。そんな中コメントありがとうございま~す♪
立ち仕事も大変よね。私は中腰だったり捻った体勢をしたりも多くて。
座ってばかりも疲れますけど…気分転換をたくさんして毎日を楽しく乗りきってくらさいねー。

2008.10.31 11:14 URL | シャーロット #gM6YF5sA [ 編集 ]

トリックorトリート??
ハッピーハロウィン♪

本当の友達だったらあんなワナを仕掛けないよな~って思ってしまいました。
フランソワは、まぁちょっといけ好かないヤツだったかもしれないけれどあそこまでしなくても・・・。
でも、フランソワのうぬぼれっぷりが笑っちゃうくらいだったから見てるほうとしても救われたかも。

実は私はクイズ好きなので、ミリオネアのシーンもすごく楽しめたし、ブリュノのようなクイズオタクにも肩入れしてしまいました。

2008.10.31 20:22 URL | ミチ #0eCMEFRs [ 編集 ]

スワロさん、ぼんそわー。
私もかなりのおひとり様女なんですがー。
でも、スワロさんってば、バーにも1人で行けちゃうなんて、オトナですわね。
行きつけの店などができれば別なんでしょうけど、夜にバー系はなかなかいけませぬ。
1人ランチの時にビール飲んじゃうことはあるけれどー。
でも、「もし、私がアパートで死んだら・・・きっと誰も気づかないよね」っていう会話ができる友達がいらっしゃるなら、ぐっどぐっどです。
そして、私は来月また1人で海外旅行へー(笑)

2008.11.01 00:43 URL | かえる #mQop/nM. [ 編集 ]

シャーロットさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!

えへへ。
テンプレート変更は2日だけの超期間限定です。
テンプレ変更はしない主義ですが
今回に限ってなぜかちょっと遊んでみたくなりました。
テンプレを変更すると書式がすべて狂ってしまうんですよね。
サイドバーやメインの幅を変更しないと改行だらけになってしまったり(汗)

>思い込みが激しいところなんて、うわ、同類。。と思って私も心が痛かった(笑)
はは(笑)
シャーロットさんってそういうタイプなの??
スワロも案外思い込み激しいかも・・・
しかもマイナス思考な思い込み(爆)
自分で言うのも変だけど、こういうタイプって厄介ですよね。

>女同志にはないなあ~。やっぱり。。。
わかる・・・
なんだかんだ言っても男性と女性って違いますよね。
人間関係に対する考え方もかなり違いがありますよね。
でも、必死で友達を作ろうとするフランソワのイタさは自分にも通ずるものが・・・
なのでちょっと他人事とは思えませんでした。


ようやく休みになり、今日は映画を見てきましたよ~。
本当は昨日がサービスデーだったので見に行きたかったのですが
やはり仕事帰りに行くのは疲れてしまって・・・

  from swallow tail

2008.11.04 19:57 URL | シャーロット さんへ #- [ 編集 ]

ミチさん、こんばんは。
コメントありがとうございます!
お返事が大変遅くなってしまって申し訳ないです。

スワロは、ブリュノのオタクっぷりはちょっとかわいそうな印象も受けました。
う~ん・・・なんていうのかな・・・
彼が人づきあいが苦手な感じがよく伝わってくるんですよね。
口ベタなのか雑学で必死で間をつなごうと必死な様子が痛々しくて。
クイズ番組の選考会の「知りすぎた男」のくだりが切なかったですよ(涙)

  from swallow tail

2008.11.05 23:28 URL | ミチ さんへ #- [ 編集 ]

かえるさん、ボンソワ~♪
コメントありがとうございます!
お返事が・・・大変遅くなりまして申し訳ないです。

バー?
行っちゃいますよ(苦笑)
フラッと入ってモスコミュールだけ飲んでフラッと出てきたりします。
フラッとHUBに入ってサッカー観戦したり。
でもサッカーは好きではないので特に楽しめませんね。
野球だったらいいのに。
そして残念ながら素敵な男性から声をかけてもらったこともありません。

>1人ランチの時にビール飲んじゃうことはあるけれどー。
おおー!!
それいいですね。
昼間っからアルコール!
これ、最高。
あー、スワロもまた仕事帰りにフラッと焼鳥屋にでも入るかな~!!!

>私は来月また1人で海外旅行へー(笑)
おおー。
昼間っからアルコールを飲んで
パスポートなど盗まれないようにお気をつけ遊ばせ~

  from swallow tail

2008.11.05 23:35 URL | かえる さんへ #- [ 編集 ]

スワロ隊員、こんにちは。ベタな映画ですが結構ぐっときて自分では今年のベストかも?なんて思っています。

昔から「友人」という言葉には結構こだわっているいやな奴、それがぷくです。でもこれってゲ●への突入のきっかけらしいので気をつけなければ・・・・

2008.11.07 07:17 URL | ぷくちゃん #- [ 編集 ]

ぷく隊員、お疲れ様です。
コメント激烈感謝です!

寒いっす・・・
今日は冬のような冷えっぷりですね。
寒くて・・・肉まんがおいしいです。

>昔から「友人」という言葉には結構こだわっている
あはは(笑)
スワロも結構こだわってます(苦)
最近はそうでもないけど・・・やっぱり大学時代がかなり病んでましたね。
「仲間外れにされた!」なんてすぐに思っちゃいましたから。
今は全然そんなことないんだけど・・・
むしろ一人の方が断然楽です!

  from swallow tail

2008.11.09 20:34 URL | ぷくちゃん さんへ #- [ 編集 ]

こんばんは!
DVDでみましたー。
私もひとりが大好きなんで、フランソワみてて痛いところつかれたような・・笑
でも彼は友人いなくてもここまできてたから、今さら友人作るのも難しそうで。
がんばって友達づくりに励むところは、かわいらしく見えました。
ブリュノも友人に裏切られて、人恋しかったのかなあと。
フランス人は個人主義といわれるけれど、友情は大事ということね。

2008.12.23 22:21 URL | アイマック #mQop/nM. [ 編集 ]













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