スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
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ヴェニスの商人

原題:THE MERCHANT OF VENICE
製作国:アメリカ、イタリア、ルクセンブルグ、イギリス
製作年度:2004年
公開:2004年10月29日
上映時間:130分

監督:マイケル・ラドフォード
原作:ウィリアム・シェークスピア
脚本:マイケル・ラドフォード
音楽:ジョスリン・プーク
出演:アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズ、ジョセフ・ファインズ

story:
貿易の中枢として栄える運河の街ヴェニス。無一文の情熱家バッサーニオ(ファインズ)は愛する人に求婚するため、資金の援助をヴェニスの商人アントーニオ(アイアンズ)に申し出る。全財産が運航中で手持ちの財産を持たない彼は、友情のために宿敵の高利貸しシャイロック(アル・パチーノ)に自分の肉1ポンドと引き換えに借金をする。しかし、船が難破し期日までに返済できなかった彼は裁判にかけられる・・・

感想:
恥ずかしながら、わたしは「ヴェニスの商人」を読んだことがありません。
映画を見るにあたって原作を読もうかと思ったのですが、
シェイクスピアの難しい文章を読む気になれず、読まずに映画を見ました。

時代背景は丁寧に描かれてたのではないでしょうか。
原作を読んでいなくても、時代背景の予備知識がなくても大丈夫でした。
16世紀のヴェニスの町並み、
奇抜なファッションも見ていて楽しかったです。

原作を読んでいないので、かなりスリリングを味わいました。
わたし、思いっきり勘違いをしていました。
キリスト教徒に虐げられてきたユダヤ人シャイロックが
アントーニオに復讐を果たす物語かと思いました。
しかし、シェイクスピア。
一筋縄ではいきませんね。
ハラハラした見せ場とポーシャの機知に富んだ法廷劇。
シャイロックが「担保の肉1ポンド以外は欲しくない」と
復讐心に駆り立てられ、アントーニオにナイフを向けているシーンでは
手に汗握りました。心臓バックンバックンです。
まさにシェイクスピアだ・・・と腑抜けになってしまいました。

“まさにシェイクスピア”なシーンはこれだけではありません。
セリフもシェークスピア調ですし、
アントーニオとバッサーニオの愛情に限りなく近い友情、
バッサーニオとポーシャの恋愛など
濃密で不思議な人間関係はシェークスピア。

「ヴェニスの商人」・・・
シャイロック、アントーニオ、バッサーニオ、
誰が主役でもおかしくありませんが、タイトルは「ヴェニスの商人」。
わたしはシャイロックを主役と捉えて見ており、
シャイロックの悲劇で終わるとは思いもよりませんでした。
しかし、この作品は喜劇なんですよね。
喜劇的要素がいまいちつかめませんでしたが、
シャイロック目線で見ていたわたしは、アントーニオの慈悲のかけっぷりが
とても滑稽に見えてしまいました。

わたしの知能では理解できなかったシーン。
ポーシャがバッサーニオの指輪を取り上げるシーン。
彼女はバッサーニオを見限って指輪を取り上げたのかな、
と思っていたのでしたが、そうではありませんでしたね・・・
え~
このシーンの意味をご存知の方、アドバイスお願いします。

それにしてもジェレミー・アイアンズは艶っぽくて素敵でした。


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スワロさん、こんにちは。
ブログをお引越しなさったんですね。
シンプルなスキンですてきです♪

私も原作を読んでいません。
喜劇だと思っていたのですが、監督のとらえ方は悲劇。それも実に後味の悪い…。
シャイロックばかりいじめられてしまって納得できなーい!
でした。

指輪のシーン。
バッサーニオの自分への愛が揺るがないものだとわかっていたポーシャが、軽いからかいの気持ちでやったのでしょうか。私もよくわかりません(汗

2006.03.09 18:36 URL | あむろ #y.6mc9WE [ 編集 ]

あむろさん、こんばんは。
ヤプログはつかいやすいのですが、重すぎて引越ししました。
FC2でもよろしくお願いします。

脚本としては悲劇でよかったのですね。
アル・パチーノの熱演が素晴らしく、悲劇としかとりようがなかったので、
実は原作は喜劇だと知った瞬間、頭が理解できませんでした。
フライヤーを見る限り、豪華キャストの大作かと思っていましたが
かなり地味なロードショーでしたね。
指輪のシーン、解釈がむずかしですよね。

 from swallow tail

2006.03.09 22:18 URL | to あむろさん #- [ 編集 ]

こんにちは♪~TBとコメ。ありがとうございます。シエークスピアはゲイでしたから、解釈にも普通の考えとは、違う面が在るのだと思います。TBさせていただきますね!

2006.03.10 09:02 URL | sea1900 #- [ 編集 ]

sea1900さん、訪問ありがとうございます。
シェイクスピアはセクシャリティに問題があったことを
うっすらと記憶していましたが、ゲイだったのですね。
アントーニオとバッサーニオの友情関係には不思議なものがありました。
コメントありがとうございました。

 from swallow tail

2006.03.10 16:22 URL | to sea1900 さん #- [ 編集 ]

今日は、ブログへコメントありがとうございました。
久しぶりに観たアル・パチーノの映画でしたが、かなり満足できましたね。
中性のベニスの雰囲気って本当にこんな感じなんだろうか、と思わせる美術と衣装も感動的でした。
たまにこんな感じのしっとりした映画を観ると、心が安らぎますね。

2006.03.11 09:08 URL | jamsession123go #- [ 編集 ]

jamsession123go さん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございました。
ストーリーだけでなく、風景も美しい映画でしたね。
わたしは歴史物がすきなので、衣装や町並みも堪能しました。
奥深い映画ですが、アル・パチーノがしっとりと魅せてくれました。

 from swallow tail

2006.03.11 22:19 URL | to jamsession123go さん #- [ 編集 ]

シェイクスピアは難しい言い回しなどに手間取って、物語を純粋に楽しむことが出来ません~(汗)
でもこんな風に映画にしてくれると良いですね
ちなみにシェイクスピアの映画作品で好きなのはオリビア・ハッセー主演の【ロミオとジュリエット】(1968年)です♪
まだ鑑賞してなかったらこの機会にオススメします(^0^* )

スワロさんもシャイロックに同情してしまったんですね~
アル・パチーノの哀愁ただよう悲しみが良かったですね

2006.04.25 19:54 URL | cherry@Cinemermaid #yx9fSxcY [ 編集 ]

cherryさん、こんばんは。

やっぱり難しいですよね、シェイクスピア。
ヴェニスの商人は重厚なストーリーでなお難しかったです。
アル・パチーノの演技には圧倒されましたけど。

オリビア・ハッセーの『ロミオとジュリエット』、スワロも好きです!!
何度も見ましたよ。
最近TVで放送されないので残念です。

  from swallow tail

2006.04.26 23:16 URL | to cherry さん #- [ 編集 ]













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