スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
劇場映画、DVD、新作、旧作問わず映画のレビューを書きます。
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RENT

原題:RENT
製作国:アメリカ
製作年度:2005年
上映時間:135分

監督:クリス・コロンバス
原作:ジョナサン・ラーソン
脚本:スティーブン・チョボスキー
出演:アダム・パスカル、ロザリオ・ドーソン、アンソニー・ラップ、ウィルソン・ジェレマイン・へレディア

story:
芸術家たちが住む街・N.Y.のイースト・ヴィレッジ。ミュージシャンとして大成することを夢見ているロジャー(パスカル)は、恋人の死によって精神的に打ちひしがれていた。そんな中、階下に住んでいる魅力的なダンサーのミミ(ドーソン)に心惹かれ始めたロジャー・・・

RENT 公式サイト


感想:
『シカゴ』『オペラ座の怪人』『プロデューサーズ』に続くミュージカルの映画化。
80年代のエイズ・クライシスをロック・ミュージカルで情熱的に描きあげた作品。

オリジナルは89年にラーソンが構想を練り始め、
96年に客席300未満のオフ・ブロードウェイから始まった作品。
プレビュー直前のラーソンの死によりよりメッセージ性が強くなった作品です。

ドラッグ、同性愛が表面化してくるとともにHIV問題も顕著になった80年代。
イースト・ヴィレッジには夢を追いかける芸術家、ドラッグにおぼれたHIV患者、
世間からの偏見にも立ち向かう同性愛者が住んでいます。
RENTの登場人物たちも今を情熱的に生きています。

過去もない、未来もない、今の連続だ。
一瞬一瞬を生きるんだ。

死と隣り合わせの彼らの情熱的な生き方です。
自分の人生を自分らしく精一杯生きる。
だから前を向いて、全てを受け入れて自分を表現する・・・
ああ、そうんなんだ。
人生って今の連続なんだ。
と思った瞬間、自分を見つめなおすこともできます。
過去の思い出にくよくよしたり、将来が不安になって尻ごんだりする自分は
過去におぼれながら生きてますね。
今を自分らしく生きる―――
試行錯誤して見つかる方法なのでしょうね。

優しく、愛情にあふれHIVや同性愛を受け入れている上に
自分らしく前向きにいきるエンジェル。
その名にふさわしく、優しさの中に彼女の芯の強さがみえます。
困難に立ち向かい、受け入れたからこそ身についた優しさと愛。
彼女の優しさは自分らしさから目をそむけている登場人物たちに
自分に向き合う勇気をあたえてくれます。
それはきっとスクリーンの向こうの観客も同じではないでしょうか。
彼女の存在に癒され、勇気づけられ、感動した人は多いはずです。

映画としても素晴らしかったです。
舞台のrepriseであるオープニングの「seasens of Love」。
誰もいない客席に向かってつかず離れずの距離で整列した登場人物たちは
これから始まる物語をうまくあらわして、ストーリーに入りやすい空気をつくっています。
役者の歌も素晴らしいの一言です。
ロジャー、マーク、コリンズ、エンジェルはオリジナル・メンバーであり
圧倒的な歌唱力で楽しませてくれます。
ダイナミックなシーンに仕上がった「RENT」は映画らしく見ごたえがあります。
でも、欲を言えばもう少し“映画だからできる”というシーンもほしかったです。

How do you measure a year in the life?
政治や組織、権力、そしてHIVや世間の偏見。
おおくの圧力や危険に囲まれた80年代のニューヨーカー。
その生涯は短いことも少なくなく・・・
日に当たることがないけれども、絶対に忘れられない人たちもいる。
何かに向かって戦ってはいるけど、ちっぽけな自分。
そんな自分の人生は一体どんなはかりではかればいいのだろうか。

多くの感動をもらうとともに、自分を見つめなおすこともできる作品です。
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スワロさん コメントありがとうございました!
この映画最高でしたよね!
こんなにガツンという感触で感動できる映画久しぶりでした。
今の生を感じるために必死で生きている彼らの姿に完全に魅せれてしまいました。
そういう登場人物を暖かく愛情いっぱいに包みむ存在エンジェル本当に素敵でしたよね!

2006.06.02 10:17 URL | コブタです #- [ 編集 ]

コブタさん、こんにちは。

スワロもこの映画にKOされてしまいました。
見てよかった~という映画です。
「生きる」というメッセージが力強く伝わってきましたね。
エイズ・クライシスは去ったものの、
そのメッセージ性は普遍的で心に響きます。
11月にはブロードウェイ・キャストが来日しますね★
密かに明日からのチケット発売に参戦しようと思っております。

  from swallow tail

2006.06.02 16:14 URL | to コブタ さん #- [ 編集 ]

 トラックバック、コメント、ありがとうございます。本作もみんな絶賛していますね。私は偏屈なのか、感性が消えてしまったのか、みんなと逆転した評を書いている昨今です。映画ファンからたくさんの怒りのメールをいただきます。ありがたく読ませてもらっています。
 がしかし、swallow tailさんの評を読むと頷けるところがいっぱいあります。いい評論です。
 ありがとうございました。これからも宜しくお願い致します。  冨田弘嗣

2006.06.03 03:12 URL | 冨田弘嗣 #qTC6Hdh. [ 編集 ]

冨田さん、こんばんは。

わたしはミュージカルが好きなこともあって、この作品は気に入りました。
音楽としても楽しめる作品だったし、彼らの生き様がズーンと響きました。
・・・自分と正反対だったので・・・
しかし、わたしの友達もミュージカルが苦手で
「なんでセリフを歌にのせる必要がある!?」
と絶対にミュージカル作品を見せない構えを見せています。
わたしは恋愛映画が苦手で『きみに読む物語』などは酷評してしまいました。
こうやって見る人それぞれの価値観で感想も違ってくるから面白いですよね。

  from swallow tail

2006.06.03 18:59 URL | to 冨田弘嗣 さん #- [ 編集 ]

こんばんわ!
TB&コメントありがとうございました!

うんうん。睦月も一番好きなキャラは
エンジェルだった。
可愛らしくて、優しくて、とっても
たくましいの!サントラの中でも
5曲目のエンジェルのテーマソングが好き♪

とてもパワフルで、とても前向きな
青春ミュージカル!!楽しかったあ!!

2006.06.04 20:13 URL | 睦月 #- [ 編集 ]

睦月さん、こんにちは。

スワロは完全にエンジェルにやられました。
あんなに素敵な人が死んでしまうなんて、泣きますね。
あの曲はエンジェルのイメージにぴったりですよね。
スワロも大好きです。

ブロードウェイ、来日、楽しみです!
あたくす、土曜日のチケット一般販売初日10時きっかりに参戦しました。
翌日にはもうかなりの枚数がさばけていたようなので
初日にgetしておいてよかった~

 from swallow tail

2006.06.05 16:36 URL | to 睦月 さん #- [ 編集 ]













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