スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
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アンジェラ

原題:ANGEL-A
製作国:フランス
製作年度:2005年
上映時間:90分
公開:2005年5月13日

監督:リュック・ベッソン
脚本:リュック・ベッソン
音楽:アンニャ・ガルバレク
出演:ジャメル・ドゥブース、リー・ラスムッセン、ジルベール・メルキ

story:
アレクサンドル三世橋からセーヌ河の見下ろす男アンドレ(ドゥブース)は、身投げをして何もかも終わりにしようとしていた。ふと周りを見渡すと隣には金色の髪美女アンジェラ(ラスムッセン)いた・・・

アンジェラ official HP

感想:
完全に出遅れた『ダ・ヴィンチ・コード』公開初日。
道玄坂で迷子になった故に見た作品。

6年ぶりのリュック・ベッソン監督の作品ということで
巷ではどのくらい話題になっていたのでしょうか。
スワロはこの作品は特に興味はなく、あらすじも知りませんでした。
ただ、「白黒のラヴ・ストーリー」ということだけ頭に入っていました。
しかも、なぜかアンジェラの意味を「灰」と勘違いしていました。

前半はまったくラヴ・ストーリーだとは思えませんでした。
優柔不断で有限無実行、小心者のくせに考えだけは誇大的なアンドレ。
容姿もお世辞にもカッコイイと言えない彼は、映画に出てくるダメ男の典型のような人。
一方、アンジェラは容姿端麗、行動も大胆で
アンドレがやりたいけどできないことをあっという間にやってのけてしまう。
まさに“理想の”女性。

そりゃそうだ。
彼女はアンドレを矯正させるために来たんだから・・・

でも、アンドレが徐々に成長していく様子、アンジェラの言葉のところどころに
とても共感できる部分がありました。

「誰かに愛されたことがないから自分を愛せない」

ズキっときましたね。
“愛情”のメカニズムは実に複雑です。
鏡に向かって自分の良いところを見つけようとしているアンドレは
鏡という媒体を通して自分と真剣に向き合っていました。
自分をじっくり見つめ、分析し、自分自身を褒めてあげる機会ってあまりないですよね。
彼女が天使であることや、この作品がラヴ・ストーリーであろうとなかろうと
この鏡のシーンはこの映画が訴えたいことの1つでしょう。

ただ、やはりラヴ・ストーリーとしては了解できなかったです。
彼女が天使である必要性があるのか、と思ってしまいましたね。
アンジェラが翼を広げたときはファンタジー映画のようだったし。
「君こそ誰かに愛されたことがないから愛するのが怖いんだ」
というネタももうかなり見尽くしたような気がします。
だから新鮮味がなかったのは確かですね。

監督がラヴ・ストーリーとして観客に伝えたかったことはイマイチつかめませんでした。
でも、モノクロのパリは美しくて新鮮でした。
それから、リー・ラスムッセンは同じ人間とは思えないほど
線が細く手足も長く美しい容姿。
彼女の美しさをカラーで見てしまったら食傷気味になりそうだけど
モノクロ画面で程よく緩和されて、また美しさにメリハリがついて天使そのものでした。
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こんにちは、jamsession123goです。
ブログにコメントありがとうございました。
この映画、モノクロだからこそ、いい映画になれたのだな、と思っています。
適度なリアルさと、適度な作り話感がほどよく、ミックスされてましたね。

2006.05.23 20:29 URL | jamsession123go #- [ 編集 ]

jamsession123goさん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。

jamsession123goさんのレビューを見て
もう一度見たくなってしまいました。
モノクロの世界も十分に美しかったですね。
 
  from swallow tail

2006.05.23 21:36 URL | to jamsession123go さん #- [ 編集 ]

スワロさんこんにちは♪TB&コメント有難うございました♪

アンジェラとアンドレの冒頭の出会いとか変えれば、アンジェラが天使と言う設定にしなくても良いとは思いますが、恐らく神秘性も持たせたかったんでしょうね。
自分としては、飛び降りようとしてるアンドレを、たまたま橋を通りかかった見知らぬ女性が助ける・・・なんて設定でも良かったですけどね(笑

2006.05.24 14:15 URL | メビウス #mQop/nM. [ 編集 ]

メビウスさん。いらっしゃいませ~

アンジェラはやはり神秘的な存在でなくてはならないのですね。
確かに・・・神秘性がなかったらこの映画に残るものは少ないかも・・・
そうそう、偶然通りかかるっていう設定でもよかったですよね。

彼女には羨望のまなざしを通り過ぎて目が点です。
スワロはビューティー・コロシアムに出ても彼女のようにはなれないでしょうね・・・

  from swallow tail

2006.05.24 16:25 URL | to メビウス さん #- [ 編集 ]

こんばんわ!TB&コメントありがとうございました!

スワロさん、道玄坂で迷子になったの?
スワロさん、アンジェラを灰だと思ってたの?

まずこの2つのエピソードで爆笑してしまいましたが・・・実は、私はスペイン坂で迷子になった人間ですから(泣)!!

この作品って、実は奥が深いんだろうなあ
と思いました。ラブストーリーとしては
かなり破綻していたと思うけれど、自分を
見つめて、自分を愛そうよ!っていうメッセージはかなり伝わってくる映画だったと思います♪とっても綺麗な作品でした。

2006.05.25 01:35 URL | 睦月 #- [ 編集 ]

睦月さん、こんばんは。

ええ・・・道玄坂でもセンター街でも迷子にもなりますた。
そして「アンジェラの灰」が頭のどこかに刷り込まれてたのでしょうか。
しかしながらわたくし、「アンジェラの灰」は見てません!

意味不明な世界だ・・・と思っていましたが奥深いんですよね、きっと。
いろいろな方のレビューをみて、本当にそう感じます。
きちんと理解した今、もう一度見てみたい作品です。
渋谷でなく、ご贔屓劇場で・・・

  from swallow tail

2006.05.25 19:17 URL | to 睦月 さん #- [ 編集 ]

こんにちはー。
私は、この”アンジェラ”、好きなタイプの
映画なんですよねー。
ラストが嫌いなんだけど、それ以外は好き(笑)
いろんな人の感想を読むといろいろとちりばめ
ているリュックベンソンのメッセージが
それぞれ違っていて面白いなーって思います。

2006.05.26 20:02 URL | すたほ #- [ 編集 ]

すたほさん、こんばんは。

アンジェラはすたほさんの好みだったんですね。
いろいろな方のレビューを見ると参考になりますよね。
スワロも最初はイマイチだったんですけど、いろいろ見ているうちに納得するようになりました。
本当に奥が深い映画は、見る人の価値観に左右されやすい
繊細なメッセージを秘めているのかもしれませんね。

  from swallow tail

2006.05.26 22:23 URL | to すたほ さん #- [ 編集 ]













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