スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
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Dear フランキー

Dear フランキー

原題:Dear 
製作国:イギリス
製作年度:2004年
上映時間:102分
DVD:2006年1月27日

監督:ショーナ・オーバック
脚本:アンドレア・ギブ
音楽:アレックス・ヘッフェス
出演:エミリー・モーティマー、ジャック・マイケルホーン、ジェラルド・バトラー

story:
耳に障害のある息子のフランキー(マイケルホーン)と毒舌家の母を連れて、
リジー(モーティマー)はスコットランド中を転々としている。
暴力を振るう夫から逃げ回っているのだ。
フランキーが難聴になったのも夫のせいだったが、
9歳の息子に真実を告げるのは忍びなく、パパは船乗りで世界中を旅している
のだと教え、月に2度父親の振りをして手紙を出すと、
フランキーも熱心に返事を書くのだった。
ある日、父が乗っているとフランキーが信じる船が、
彼らの町に寄港することになる。
リジーは一日だけ父親役を演じてくれる男を探す・・・

Dear フランキー official HP
感想:
カンヌ映画祭で上映終了後20分もスタンディング・オベーションが続いたという
スコットランド発のヒューマンドラマ。
しかし、『オペラ座の怪人』で大ヒットしたジェラルド・バトラーが出演している
とあって、パッケージには「『オペラ座~』のジェラルド・バトラー出演!」
とかなりミーハーなイメージをかもし出しているのは頂けない。
しかし、なかなかジェリーは出てこない(笑)。

暴力を振るう夫から子供を守るために、
母親は引越しを繰り返していたが、実際、夫は行方知れず。
リジーの母親が欠かさず新聞の訃報欄をチェックしている。
息子フランキーは耳に障害があり、言葉も話さない。

最初、母親が偽りの父親を作り上げ、
自分が父親のふりをして返事を書いていることに少しいらいらした。
息子を傷つけないための母親の愛情なんだけど、
時として、母親の愛情とは押し付けがましくてエゴのかたまりである。
リジーもタイミングをつかめずにやめられないでいたが、
最後、「手紙は唯一フランキーの声をきくことができるもの」と聞いたとき
ちょっとうなってしまった。

そんなふうに息子とのやり取りをしていたが、ある日、
父親が乗っているはずの船が町の港にやってくるというハプニングが起きてしまう。
息子を失望させないため、母親は1日だけ父親役をしてくれる人を探す。
その父親役こそがジェリー。
無愛想でちょっと冷たい男を演じている。

またしても、いいのかなぁ、という気持ちになった。
子供というのはとても敏感なものである。
フランキーとジェリーは意外にも打ち解けて、
1日だけの約束がもう1日一緒に遊ぶ約束をする。
しかも、今度はリジーも一緒に。
子供らしい気遣いだ。
しかし、2日目の途中から、
「フランキーはジェリーが父親でないことを知っている」という印象を受けた。
どこかが決定的に違うわけではない。
でも、どこかフランキーの様子が違うような印象だった。

ところが、途中でフランキーの父親がみつかってしまう。
父親はもう余命いくばくもなく、フランキーに会いたいと切望していた。
タイミングいいな、と思っていたが、この父親の存在で、
ストーリーはきれいにまとまった。

ラストはやはり感動的だった。
父親と別れた後、フランキーが書いた手紙は
父親のふりをしたリジー宛てだった。
リジーが手紙を書くのをやめなかったのはフランキーの声を聞きたかったから。
親子のやさしく、強い絆である。

この映画で一番すばらしかったのは、
フランキー役のマイケルホーン君であろう。
繊細な年頃の少年をうまく演じていた。
表情でうまく感情表現をしていたし、きっとフランキーそのものなんだろう。
フランキーだけでなく、母親も、ジェリーも3人が絡み合っていくうちに
3人とも微妙な心の変化を見せており、いい映画に仕上がった。



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自分もこの映画観たのでTBさせて下さい。
スワロさんは、フランキーが知っていると途中で気が付いたのですか。
さすがですね。自分はさっぱりでした。
3人の演技はほんとよかったと思います。
それではまた遊びに来ます。

2006.06.28 23:24 URL | kowa.shu #- [ 編集 ]

kowa.shuさん、おはようございます。
コメントが遅くなってごめんなさい。
そして、kowa。shuさんのblogへコメントできなくてごめんなさいっ。

子どもはとても敏感ですからね。
母親をかばうような、そして少し強くなったような
仕草がところどころあったような気がします。
でも、この3人が良かったですよね。
3人の演技と微妙な距離感がしっとりした作品に仕上げてくれたと思います。

2006.06.30 06:26 URL | to kowa.shu さん #- [ 編集 ]













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