スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
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死神の精度

製作年度:2007年
製作国:日本
上映時間:113分

監督:筧昌也
原作:伊崎幸太郎
脚本:筧昌也/小林弘利
出演:金城武/小西真奈美/光石研/石田拓也/富士純子

あらすじ:
死神の千葉(金城)が現れるのは人間が不慮の死を迎える7日前。7日間の観察期間の後“実行=死”か、“見送り=生かす”を判定するのが彼の仕事。今回、彼の新しいターゲットは藤木一恵(小西)。とあるメーカーの苦情処理係だ・・・

感想:
『死神の精度』なんて不思議なタイトル。

死神といえば典型的なのは大きな鎌を持ってフード付のマントを着ている。
そして、フードのおかげで決まって顔がよく見えなくて不気味な人物。
しかし、この作品の死神は鎌なんて持ってなくって、陰気なマントもない。
そして、音楽・・・ではなくてミュージックをこよなく愛す団体職員。
さらにイケメン。

そんな死神と、生死の瀬戸際に立たされた登場人物たちとの交流を描いた作品。
生きるか死ぬか、という深刻なところは一切なく、温かで穏やかだった。
何年もこの仕事をやっているはずなのに日本語があまり上手じゃなくて、
感覚もどこかずれていて素っ頓狂な死神・千葉。
あの間の抜け方が憎めない。

「実行」か「見送り」の判定は、その人の生前の生き様や行動ではなく、
“目的”を果たしたかどうか、ということらしい。
人生の目的を果たしていたら死をもって生を終了させ、
目的を果たしていなかったら死を見送り、目的を果たさせる。
なんてポジティブな死神だろう。
典型的な死神なら今までの行いが悪いから死、みたいに
処刑的な意味合いが強い判定をするのだろうに、
この死神は人生の満足度・達成度に応じて判定を下すらしい。
満足度や達成度が低かったら目的を果たすための努力を継続させなくてはならない。
妙に生に協力的な死神だ。

作品のテーマはズバリ「死」。
普遍的だが、これは「死生学」とか「死学」と呼ばれる注目すべきジャンルなのだ。
千葉は対象者に「死についてどう思う?」と尋ねていたが、
現在は個人の死生観を尊重した終末期の過ごし方や死の迎え方が大事なのだ。
リビング・ウィル(Living Will)という言葉も浸透しつつある。
ラストに「死は特別なことではないけれども、大切なもの」という台詞があった。
頭ではわかってはいることだけれども、
彼女の今までの人生を知るとこの言葉の重みがさらに増す。
もしかしたら、この作品は死生学入門にピッタリかも。

スワロ的評価:★★★





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こんにちは!
スワロさんは作品の持つ雰囲気がお好みだったようですね~
私も、ところどころ???とは思いましたが(説明部分・犬の会話・ロボットなど・笑)、なかなか好きな映画でした~
ちょっと邦画独特の間は気になっちゃいましたが、金城パワーのせいか≪千葉の死神≫が妙に愛嬌があってシックリきました。
私は原作を読みましたが、映画の方がホンワカした空気があって好きです♪

2008.04.06 11:06 URL | 由香 #- [ 編集 ]

スワロさん、こんにちは^^
TB&コメントありがとうございましたm(__)m
女性の死神、この映画には出てこなかったですけど、いたら男性はそちらの方がいいかなぁ(笑)
原作未読なのでちょっと読んでみようかな~^^

2008.04.06 23:06 URL | cyaz #ID9gmbWk [ 編集 ]

由香さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

おおぅ。
由香さんは原作も読まれていたのですね。
由香さんは読書家なんですね。
スワロも学生時代は結構読書をしていましたが、
今ではあまりしてないですね~
読みたいんですけど、なかなか時間も取れないし(涙)
伊崎幸太郎さんって最近注目度が高い作家だし
一作くらいは読んでおきたいんですよね。

  from swallow tail

2008.04.06 23:57 URL | 由香 さんへ #- [ 編集 ]

cyazさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

cyazさんは女性の死神の方がお好き??
やっぱりぃ~(笑)
スワロが女性の死神で一番最初に思い浮かべたのが希木樹林と泉ピン子です。
そんなレディース死神でもいいですか??(笑)

  from swallow tail

2008.04.07 07:09 URL | cyaz さんへ #- [ 編集 ]

コメントありがとうございました!
スワロさんならではの視点ですねから

コチラの作品、コブタがお勧めしあいたので無理強いさせてなかったですか??
それがちょっと気になってしまって

気に入っていただけたなら良かったのですが(><)

2008.04.07 10:05 URL | コブタです #- [ 編集 ]

こんにちは!スワロさん♪
コチラはファンタジーということなので、あんまり期待してなかったのですが
「アヒルと鴨」でも感じた、「生」と、「日常に潜む突発的な死」「不条理」と
独特な感性で向き合う原作者の同じニオイガしました。

こんな死神が、死ぬ時に「・・逝こうか、」といってエスコートしてくれるんなら
死んでも良いか~ぁ、なんちってv-259
でも、まだ「宿題」やってないような・・・(ヘ_ヘ;

2008.04.07 10:36 URL | kira #klq26XPE [ 編集 ]

コブタさん、こんばんは。
今日はヒドイ雨ですね!
強風の中歯医者にいってきましたけど(コレだけは伸ばし伸ばしにしたくない・・・)
横なぶりの雨にGパンがしっとり~
寒かったです(苦笑)

いえいえ!
無理強いなんてことはないですよ。
公開前からオサレなタイトルとポスターが気になっていて
いずれにしてもいつか見ようと思っていた作品なんです。
ただ、邦画だから気分が乗らなくて・・・(苦笑)
コブタさんが背中を押してくれたって感じかな(笑)

  from swallow tail

2008.04.08 20:39 URL | コブタ さんへ #- [ 編集 ]

kiraさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

『アヒルと鴨~』は評判がいいですね。
スワロは未見なのですが・・・
伊崎幸太郎は今人気の作家ということもあって、
小説でtryしようかと思っています!
1作は読んでおきたいので。

>こんな死神が、死ぬ時に「・・逝こうか、」といって
>エスコートしてくれるんなら死んでも良いか~ぁ、なんちって
いやいや・・・早い早い(笑)

  from swallow tail

2008.04.08 20:44 URL | kira さんへ #- [ 編集 ]

スワロさん こんばんは!
私も観ましたよ~ 金城さんの死神!
不器用な日本語が,浮世離れした雰囲気を出してて
とってもよかったです。
ストーリーはちょっとつっこみたいとこもあったのですが
死神キャラが独特で,魅力的なので許しちゃいます!
「死」について,普段はじっくり考えたことないけど
死神に「どう思う?」って聞かれたら
自分ならなんて答えるかなぁ・・・。

2008.04.10 23:25 URL | なな #- [ 編集 ]

ななさん、こんにちはー。
コメントありがとうございます。
お返事が遅くなってしまってゴメンナサイ・・・

突っ込みどころ満載の作品でしたよね。
のっけから「欧米か!!」って突っ込みたくなりましたもん。
スワロの万が一の時は、いったいどんな死神がくるんだろう・・・
金城武はたしかに男前だけど、実はそんなに好みじゃないわ。
(でも、情報屋のリーゼント姿はカッチョよかった)
やっぱりジュード!?
マギー四郎みたいな面白系でもいいわ~

  from swallow tail

2008.04.12 09:02 URL | なな さんへ #- [ 編集 ]













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