スワロが映画を見た

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「生か死か、それが疑問だ・・・」

ハムレット


今年初の舞台鑑賞は劇団四季『ハムレット』となった。
いわずと知れたシェイクスピアの戯曲だ。


あらすじ:
デンマーク・エルシノア城では王急逝し、弟のクローディアスが王位を継いでいた。先王の妃であったガートルードがクローディアスと結婚すると、息子であるハムレットは二人に反感を抱くようになった。王が亡くなって2ヵ月後、城内で先王の亡霊が現れるようになり、噂を聞いたハムレットは亡霊に会いに行く。それまで口を利かなかった亡霊は、ハムレットに対し自分の午睡中に、耳の孔に毒液を垂らして殺したのはクローディアスだと告げる・・・

感想:
シェークスピアの戯曲に触れるのは数回目。
10年以上前にTVで見たオリビア・ハッセーの『ロミオとジュリエット』(1968年)と
アル・パチーノ主演の『ヴェニスの商人』。
そして、今回の『ハムレット』。
『ハムレット』はシェイクスピアが書いた戯曲の中でも
『オセロ』『リア王』『マクベス』と並び4大悲劇とされている。
教養としても知識としてもこういう著明な文学作品に触れておくのもいいかも・・・と思って
今日、突然思い立って当日券で鑑賞してきた。

初めて見る演目だとプログラムを購入するのだが、
プログラムにちょっと面白い解説が載っていた。
『ハムレット』に描かれている親子の対立が後世の文学や演劇に影響を与えた、
というものだ。

同じく四季の演目でもある『ライオン・キング』では
王位を狙って父ムファサを殺した叔父スカーへの復讐という要素があり、
『オペラ座の怪人』では父親的存在であるファントムから
クリスティーヌを奪う恋人ラウルの葛藤の構図が指摘されていた。

なるほど。
父と子の葛藤というのはギリシア神話の「エディプス・コンプレックス」であり、映画でもよく見られる。
先日見た『ベオウルフ』なんてエディプス・コンプレックスそのものの作品だった。
怪物グレンデルは父親である王に対して異常な敵意と恐怖心を抱いていた。
(ただ、作品の中でこの要素はあまり重大な役割を果たしていなかったようだ)

シェイクスピアの有名な作品なので、今さらストーリーに関しての感想云々はナシ。
でも、とにかくあのシェイクスピア特有のドロドロの人間・血縁関係が秀逸!
あそこまで生臭く、例えようもなく血みどろの人間関係を展開できる作家は
きっとシェイクスピアのほかにはいないだろうと思う。

舞台の演出もなかなか楽しめるものだった。
よく、バレエの「やおや舞台」のように
奥から手前に向かって低くなるように傾斜がついている舞台で、
すごく奥行きを感じられる舞台だった。
衣装は豪華で精巧だけれどもセットはシンプルで演技の邪魔にならない演出。

久しぶりの演劇を楽しめた。
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