スワロが映画を見た

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善き人のためのソナタ

原題:DAS LEBEN DER ANDEREN/THE LIVES OF OTHERS
製作年度:2006年
製作国:ドイツ
上映時間:138分

監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
製作:クイリン・ベルク/マックス・ビーデマン
原作:――
脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演:ウルリッヒ・ミューエ/マルティナ・ケデック/セバスチャン・コッホ/ウルリッヒ・トゥクール

story:
国家保安省(シュタージ)局員のヴィースラー(ミューエ)は劇作家のドライマン(コッホ)と舞台女優である恋人のクリスタ(ケデック)が反体制的であるという証拠をつかむよう命じられる。早速ドライマンの自宅に盗聴器を仕掛け、交代で24時間の完全監視体制で仕事に臨むヴィースラー。しかし、盗聴器から聞こえてきたのは、愛の言葉と美しいピアノソナタの調べだった・・・

善き人のソナタ 公式HP
感想:
1989年、ベルリンの壁が崩壊し東西ドイツが統一されてから18年。
経済的にも豊かで、サッカーW杯も行なわれ、
ここがかつて思想主義の違いで悩んだり、
圧政に苦しんだ過去があった地だという面影も
TVで一側面だけ見ていると見えてこない。

しかし、そこには自由な行動、自由な愛・・・
さまざまな自由を渇望していた人々が確実に存在していた。

シュタージについてはタブー視されていたというだけあり、
スワロはほとんどほとんど知らなかった。
(ベルリンの壁崩壊当時、スワロはまだ小学生)
厳しい言論や思想の規制、それに関する監視。
息の詰まりそうな社会は第二次大戦後とは思えないほど超閉鎖的だ。

そんな社会に暮らしながらも美しい芸術を愛すドライマンとクリスタ。
あわよくば彼らを逮捕し出世しようとするヴィースラー。

灰色が目立つ映像で、淡く美しいピアノの調べ。
無表情なヴィースラーの表情に微妙な変化が生まれ、
シュタージに対する彼の強固な忠誠心にもひびが入っていくようだ。

音楽が人のこころに何かを訴えることは稀なことではない。
シュタージに忠誠を誓っていたとしても、人の心の中には「善き」部分が残っているはず。
ソナタはヴィースラーの「善き人」の部分を刺激したに違いない。

ドライマンの恋人、クリスタもまた美しい愛情を持っていた。
そして、もちろんドライマンも自分に正直に生きている。

ものすごく静かなストーリーにピアノの音色が映える。
きいている観客の心にもひっそりと忍び込んで安心感を与えるような音楽だ。

美しく切ないラブ・ストーリー。
そして、何者にも代えがたいきれいなこころを覗けた。

スワロ的評価:★★★★





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『善き人のためのソナタ』
善き人のためのソナタ スタンダード・エディション(2007/08/03)ウルリッヒ・ミューエ、セバスチャン・コッホ 他商品詳細を見る監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク  C...

2007.11.23 16:05 | Sweet*Days**

善き人のためのソナタ
監督・脚本: フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク キャスト:ウルリッヒ・ミューエ マルティナ・ゲデック セバスチャン・コッホ ウルリッヒ・トゥクール 2006 ドイツ ■Story シュタージの

2007.12.04 12:56 | And life goes on... movie etc.

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