スワロが映画を見た

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ジャケット

原題:THE JACKET
製作国:アメリカ
製作年度:2005年
上映時間:103分

監督:ジョン・メイバリー
脚本:マッシー・タジェディン
出演:エイドリアン・ブロディ/キーラ・ナイトレイ/クリス・クリストファーソン

story:
1992年、湾岸戦争で頭部を負傷したジャック(ブロディ)は後遺症で記憶障害になってしまう。
帰国後、殺人事件に巻き込まれ精神病院に送られた彼は、拘束衣を着せられ
死体安置用の狭い引き出しに閉じ込められるという実験的な治療を受ける。
その治療で15年後の未来を垣間見たジャックは、まもなく自分が死ぬことを知る。
(シネマトゥデイ)
感想:
時空を超えた愛、というのは映画、フィクションだからこそできるものである。
そういった意味では、この作品は映画の利点をフルに活かした作品。

<JACKET>
精神科領域というのは未知の・・・というか、あまり表沙汰にならない領域で、
実は非人道的で、驚くべきような治療法が行われていたりする。
50年代くらいまでは<ロボトミー>という治療法で
衝動的・暴力行為の多い患者の脳の一部にメスをいれ、
その衝動性・暴力性を抑えようという目的の元に行われていた。
このロボトミーについてよく理解できる映画は
ジャック・ニコルソン主演『カッコーの巣の上で』である。
ご覧になった方はわかるだろうが、ロボトミー術を受けた後のジャックは
かつての彼とはまったく別人のようで人間らしさがまったく失われている。

本題に戻るが、ジャケットはおそらくフィクションの治療法だろうけど、
ロボトミー同様に非人道的な治療法である。
なんせ、死体安置所に閉じ込めてしまうのだから・・・
考えただけでも恐ろしい。
普通の人間でもなみならぬ恐怖を感じるのだから、
これが戦争でPTSDに陥り、記憶傷害やその他のメンタル面に問題がある人だったらどうだろう・・・
考えただけでも恐ろしい。

拘束衣を着せられ、モルグの狭い引き出しの中に閉じ込められたジャックは、
未来にトリップし、ジャッキーという女性に出会い、恋をする。
このトリップ、ジャックの恐怖心から逃避した結果に生み出された妄想なのか、
それとも本物のトリップなのかはストーリーからは判別しにくい。
しかし、現実逃避も、その産物のジャッキーも、
彼のこころを癒す唯一無二の存在であったことに違いはない。

自分は死ぬだろう・・・
ジャックはそう悟っていて、ジャッキーに過剰にのめりこんでいた。
自分の死を意識して初めて得られる生への実感。
ジャッキーに出会い、ジャックは自分が生きていることを実感したのだ。
そして自分自身にできなかったことをジャッキーにしたかったんだろう。
自分の人生の一部を、ジャッキーに託したんだろうと思う。
親が、自分が幼少時代にできなかったことを子供にやらせる行為と似ている。

ところで、エイドリアン・ブロディもキーラ・ナイトレイもわたしはあまり好きではない。
したがって、この作品は・・・
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こんばんは~。
私は狭所恐怖症ですっ。
身寄りのない友人を亡くした時、彼女もこういう安置所に入れられてて・・・。なんか思い出しちゃったんですよ。涙
すごく気分がいやだった。
私はエイドリアンタイプの人は、実はすごく好みなんですが(顔じゃないよ。笑)、この作品にはダニエル・グレイクも何気に出てるでしょ。
だから変な役回りでしたが、ダニエルを目で追っかけてました。笑
(あ、実は好きなんですよー。)
ちょっと不思議な作品でした。

2007.02.01 21:23 URL | シャーロット #gM6YF5sA [ 編集 ]

シャーロットさん、こんばんは。

仕事から帰ったらシャーロットさんにコメントしよ~なんて思っていたら先を越されました・・・
コメント、ありがとうございます。

狭所恐怖症・・・
では、この作品はさぞかし不快だったのでは?
なんともないわたしでさえも不快感を感じましたもん。

そうそう、記事に残すのを忘れていたけど、ダニエル!!
見ている最中はまったく気づかなかったの・・・
ダニエル・ファン失格だよね。
でも、結構、難しいところにいたよね~?(ウォーリーを探せじゃないんだから・・・)

  from swallow tail

2007.02.01 22:08 URL | to シャーロット さん #- [ 編集 ]













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『ジャケット』
ジャケットCAST:エイドリアン・ブロディ、キーラ・ナイトレイ 他STORY:1992年、ジャック(エイドリアン・ブロディ)は湾岸戦争で頭を負傷し、記憶を失う後遺症が残る。帰還後、ある殺人事件の容疑者として逮捕されたジャックは精神病棟施設に移送される。そこでは拘

2007.02.01 09:09 | Sweet* Days

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2007.02.01 12:57 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

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1992年と2007年…時空を超え、自分の「死」の真相を探り出すサスペンス・ドラマ1992年湾岸戦争で重症を負いながらも奇跡的に命を取り留めたジャック・スターク(エイドリアン・ブロディ)そのことが原因で記憶障害を持つ彼が殺人事件に巻き込まれ、精神病院に入れられてしま

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2008.03.30 22:20 | おきらく楽天 映画生活

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