スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
劇場映画、DVD、新作、旧作問わず映画のレビューを書きます。
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リトル・ミス・サンシャイン

原題:LITTLE MISS SUNSHINE
製作国:アメリカ
製作年度:2006年
上映時間:100分

監督:ジョナサン・デイトン/ヴァレリー・ファリス
脚本:マイケル・アートン
出演:グレッグ・キニア/トニ・コレット/スティーヴ・カレル/ポール・ダノ

story:
小太りの眼鏡っ子、オリーヴ(アビゲイル・ブレスリン)の夢は
美少女コンテストで優勝すること。
地方予選で繰り上げ優勝した彼女は、独自の成功論に取りつかれる父リチャード(キニア)や
母のシェリル(コレット)、自殺を図ったゲイの伯父フランク(カレル)、
ニーチェに心酔するドゥエーン(ダノ)らと車で決勝大会の会場を目指す。

リトル・ミス・サンシャイン 公式 HP
感想:
穏やかなユーモアと優しさを感じさせてくれる作品。
黄色いオンボロワゴンはフーヴァー一家の象徴。

まず、家族一人一人のキャラクターが面白い。
「9ステップ理論」開発者で負け組み差別論者の父。
バラバラの家族を必死で繋ぎとめようとする働き者の母。
自称“全米最高のプルースト研究者”で傷心のゲイの叔父。
ヘロイン中毒で孫をこよなく愛す祖父。
ニーチェに倣って“沈黙の誓い”を立てつつ軍隊入隊を目指す息子。
ビューティー・クイーンを夢見て美少女コンテストに出場する娘。

それぞれの夢が、本人たちに微妙にあっていないのがもどかしいのです。

リチャードは「9ステップ理論」が素晴らしいものだと信じてやまず、
出版にこぎつけようとしますが、自らがその理論を実践し切れていない皮肉さ。
おまけに「勝ち組・負け組み」にこだわり、
周りのものを非常に不愉快にさせていることに気づいていません。
こういう迷惑な人、自己中心的な人というのは案外まわりにいるのかもしれません。
そして、知らず知らずのうちに誰かを傷付け、いつのまにか愛想をつかされる・・・
自分の娘にさえ「優勝しなければ負け組みだ」と吹き込み、
オリーヴはひとり恐怖を抱き、悲しみ、悩んでいました。
そして、そのオリーヴ自身も、自分がきれいではないことに気づいており
優勝は無理だろうと認識しています。

優勝する=勝ち組、優勝できない=負け組。
目標に向かって努力する=勝ち組、困難に立ち向かわずに逃げるだけ=負け組。

もちろん、下が正解だっていうことはたいていの人は認識しているけれども、
それでもやっぱり上でありたい・・・と思うのは人間の欲でしょうか。
「努力が大事なんだよね、でも、結果を出してこそじゃない?」
理想だけでは生きられない社会。
こういう意見も受け入れられる今日この頃。

なんとなく言いたいことがまとまらなくなってしまったけど、
最近、お疲れ気味のわたしにとって、この作品はこころにビタミンを補給できた感じがします。
エネルギーでもたんぱく質でもなく、ビタミン。
ものすごい感動作でもないけれども、どこかしら笑えて共感できてあたたかい作品なんです。

エンジンがかからず出発できない、クラクションが止まらない。
ワゴンの不調は家族の不調。

パパの猪突猛進ぶりに呆れ、
ママの奮闘振りにうなずき、
グランパのマイペースぶりに笑い、
フランクの間抜けっぷりに苦笑いし、
ドゥエーンのずれた徹底ぶりに変に感心し、
オリーヴの意外な繊細さにこころがきゅっとしました。

こころにビタミン補給したい方、ぜひご覧あれ。
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抱きしめたくなるような素敵な作品。
抱きしめてあげようか?スワロちゃん・・・

ってことで、こんばんわ。
大丈夫かい?気分が上向きにならないときには、無理することはないです。

「何をやっても上手くいかないとき。無理に走らない、焦らない、頑張らない」

私の心のバイブル『ロングバケーション』の名台詞です。あれ?スワロちゃんは世代が違うかな・・(苦笑)。

ねーさんはいつでも応援してるよ、たまにはグチったり、暴言吐いたりして、体中すっきりさせていいのよ。
心のリハビリは大事です。

2007.01.06 20:09 URL | 睦月 #- [ 編集 ]

姐さん、抱きしめてください・・・♡

ロング・バケーション・・・通称「ロンバケ」。
これが放送されていたとき、いくつだったかな~?
結構周りは見ていたようだけど、
スワロはドラマを見ない子なのでまったく興味ナシでした。
当然ながら話題についていけず。

何か大きな不満や不安があるわけでもないけど、
本当に些細な鬱憤や不安が募っていってまさに慢性疲労状態ですよ・・・
もともとマイナス思考だし、過去の出来事にウジウジするネクラタイプ。

姐さん、応援感謝です!

  from swallow tail

2007.01.06 22:34 URL | to 睦月 さん #- [ 編集 ]

スワロさん、今晩は、お邪魔します☆
寒い時期にハートウォーミングな映画はいいですよね。
小粒ながらもウィットに飛んだ良質な作品だと思います。
美少女コンテストのシーンはジョンベネちゃんを彷彿してとても興味深かったですし、オリーヴちゃん、最後にやってくれましたね(^^)
今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

2007.01.07 00:21 URL | mei #- [ 編集 ]


スワロさん、あけましてオメデトです。

今年お初の映画が「リトル・ミス・サンシャイン」でした。
お涙頂戴映画と言うより、元気をくれる映画です。
オンボロワーゲンのミニバスと家族が被って、
とっても愛しい存在に思えました。
達也のオキニは、エロエロ爺さんのグランパです。
消えて尚、最後のダンスで存在復活。
そして彼の言葉、
「ホントの負け犬は、負けることを恐れて挑戦しないヤツだ」
にはジンときました。
家族の一人一人が、そっとハグしてあげたい人たちです。

スワロさん、ハグできないけど、早く元気になってね。

2007.01.07 00:50 URL | TATSUYA #- [ 編集 ]

meiさん、こんばんは。
早いものでもう1月・・・寒いですね。

ジョンベネちゃん!
meiさんらしい鋭い視点ですね。
スワロはまったく気づきませんでした。
製作者側には少なからずそういう意図もあったかのように思えますね。
ユーモアもスパイスが効いていて素敵な作品でしたよね。
この時期の公開でよかったです。

meiさん、こちらこそ今年もよろしくお願いします。

  from swallow tail

2007.01.07 21:08 URL | to mei さん #- [ 編集 ]

TATSUYAさん、こんばんは。
新年の挨拶をするには遅すぎましたね・・・

この作品はうわさに違わず素敵な映画でした。
グランパはいいキャラでしたね。
単なるヘロイン中毒のエロじいさんではなく、
孫をこよなく愛して、優しいことばをかける姿がほっとさせてくれました。

TATSUYAさんにハグしてもらえなくて残念だけど(苦笑)、
こころ温まる映画でも見て元気をとりもどしま~す。

  from swallow tail

2007.01.07 21:36 URL | to TATSUYA さん #- [ 編集 ]

こんにちはー。
私もついこの間、鑑賞してきました★
私としてはかなり好きな笑い。
正月早々、大満足な作品に出会えました。

まだ今年、日本公開、という作品をまだ観てないので、早く観たいな~。
スワロさんは、今年、公開の作品で、何が気になってますか??
やっぱ私は普通に、バベルかな~。

2007.01.12 14:06 URL | すたほ #- [ 編集 ]

すたほさん、こんばんは。

おお。
すたほさんもついに鑑賞を果たしましたか。
ホッとする作品でしたが、意外なシーンもたくさんありましたよね。
おじいちゃん・・・本当に死んじゃったの!?みたいな。

バベル!!
すんごい気になりますよ~。
GWまで待てないよっ!
そのほかは・・・今のところ見当たらないですね・・・

  from swallow tail

2007.01.12 22:03 URL | to すたほ さん #- [ 編集 ]













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