スワロが映画を見た

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敬愛なるベートーヴェン

原題:COPYING BEETHOVEN
製作国:イギリス/ハンガリー
製作年度:2006年
上映時間:104分

監督:アニエスカ・ホランド
脚本:スティーヴン・J・リヴェル/クリストファー・ウィルキンソン
出演:エド・ハリス/ダイアン・クルーガー/マシュー・グード/ジョー・アンダーソン

story:
1824年のウィーン。
“第九”の初演4日前にもかかわらずルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(ハリス)は
合唱パートを完成させることができなかった。
途方にくれていた音楽出版社シュレンマー(ラルフ・ライアック)は
音楽学校で一番優秀な写譜師(コピスト)のアンナ・ホルツ(クルーガー)を
ベートーヴェンのもとに送る・・・

敬愛なるベートーヴェン official HP
感想:
ベートーヴェンの交響曲第九番。
ベートーヴェンの、そして大晦日の定番ともいえるでしょう。
最も有名なフレーズは第4楽章の合唱『歓喜の歌』ではないでしょうか。
これ、どうして年末に演奏されるようになったのでしょうか。
Wikipedeaによると、「戦後間もない1940年代後半、オーケストラの収入が少なく、
楽団員の年末年始の生活に困る現状を改善するため」とあり、
意外にも現実的な理由だったことがわかりました。

さて、本作ですが、今回はまったくフライヤーやHPなどを参考にせず
突発的に観賞した作品です。
題名からしててっきり“ベートーヴぇンの波乱万丈の人生と
栄枯盛衰を描いた作品だろう”と思っていました。

結果、若干違いました。

ベートーヴェンのよき理解者、協力者として描かれていた
コピストのアンナ・ホルツは実は実在していない人物です。
しかしながら、おそらく本当であっただろうと思われるベートーヴェンの偏屈な性格のせいか
アンナの存在はまったくもって違和感がありませんでした。
おそらく、アンナ自体が実在の人物からヒントを得て作られた存在だからかもしれません。
ヴァイオリン奏者でコピストとしてもベートーヴェンを支えたカール・ホルツ。
初演の壇上で拍手に気づかなかったベートーヴェンを振り向かせた
ソプラノ歌手のカロリーナ・ウンガー。
ベートーヴェンをこころから尊敬し、陰でしっかりと支えたアンナ。
傲慢に振舞い世間から疎まれ、孤独だった彼の人生の中で
唯一の安らぎとなっていく様子が物静かにしっとりと伝わってきます。

この作品は決して派手ではありません。
「神」「魂」「芸術」など抽象的な概念がポンポン飛び出し、
ベートーヴェンの気性の激しさ、音楽の荒々しさとは
正反対の静かさをもってストーリーは進みます。
そのストーリー展開は少し違和感も感じます。
音楽の崇高さ、魂の表現、神の言葉・・・
宗教とのつながりが希薄でスピリチュアルな面が欠けているわたしには
なかなか理解しにくい部分がありました。
カメラワークも激しく、目が回りそうでした(笑)

役者陣は素晴らしい演技を見せてくれました。
エド・ハリスのベートーヴェンは、
「ベートーヴェンってきっとこういう人なんだろうな」と思わせるような演技でした。
傲慢で粗野な部分が際立った演技は秀逸です。
アンナを演じたダイアン・クルーガーも素晴らしかったです。
実在しないアンナを自然体で演じています。
美しく知的な顔立ちがみていてほっとします。
「キーラ・ナイトレイじゃなくてよかった・・・」と思ってしまいました。


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お邪魔します~
カメラワーク・・・手持ちカメラも多かったし、切り替えが激しかったですよね。私も目がぐるぐる@@;
個人的にはダイアン・クルーガーってアーチスト系ではなく、普通のお嬢様オーラしか感じないのですが、キーラよりはいいかも。笑
エド@ベトヴェンを張り倒しそうです。爆

2006.12.12 01:11 URL | charlotte #gM6YF5sA [ 編集 ]

charlotteさん、こちらにもコメントありがとうございます。

わたし、ダイアンがどうしてもホリー・ハンターに見えてしまって。
彼女は他の作品では見たことがないので
『戦場のアリア』は是非見なくては、と思っています。

わたしもクラシックは好きですが、ベートーヴェンってあまり聞きません。
チャイコフスキーやラフマニノフなどバリバリロシア・ソビエト系が大好きです。
ですので残念ながら「大フーガ」のモダンさにはついていけませんでした。

  from swallow tail

2006.12.12 21:55 URL | to charlotte さん #- [ 編集 ]

こんばんわ!TB&コメントありがとうございます!

私、キーラ、あんまり好きじゃないんですね。生意気そうだから・・・。出るクイは打たねば・・・アハハハ♪
そう言いながら、今じゃもう出ることも出来ずにむしろ打ってほしいほどに、人恋しく感じている睦月です。

ああ・・・夏休みならぬ
ああ・・・クリスマスでっせ。
哀しい時期がまたやってくる・・・(大泣)

あ。
作品と関係のないコメントでごめんなさい
許してください。

だって。
とても素晴らしい作品だったから。

2006.12.15 21:19 URL | 睦月 #- [ 編集 ]

姉さん、こんばんは!!

この季節、ク○スマスは禁句かもしれないですね~。
しかぁ~し!!
スワロは仕事を入れています♡
24、25日は仕事だし、正月も仕事ですぅ。
でもね・・・楽天でク○スマスケーキ注文しちゃったんです。
しかも2ホールも。
メルマガに載ってた“限定”のチーズとチョコレートのセットが美味しそうで。
わたし・・・1人なのに2ホールも買ってしまってどうしよう・・・
姉さん、22日に届くので食べにきますか?
ワインも用意しますから(笑)

  from swallow tail

2006.12.15 21:59 URL | to 睦月 さん #- [ 編集 ]

食べに行く。
食べに行く。

22日ならクリ○マスじゃないから。

食べに行く。

行かせてけろおお!

2006.12.18 05:13 URL | 睦月 #- [ 編集 ]

姉さん、来るかい??

ムフフ♡

22日、○時、○駅ルミネ前で・・・

2006.12.18 20:22 URL | to 睦月 さん #- [ 編集 ]

スワロさん、こんばんは♪

ダイアン・クルーガーが、時々中谷美紀に見えてしまった私です(笑)
エド・ハリスの胸毛にもびっくりーw

…映画とは全然関係ないことばっかりだ(笑)

2006.12.27 22:58 URL | あむろ #y.6mc9WE [ 編集 ]

あむろさん、おはようございます。
お返事が遅くなってしまってすみませんっ。

あら、あむろさんは中谷美紀でしたか。
わたしはホリー・ハンターに見えて仕方ありませんでした。
というか、最初、ホリーだと思っていました。
でも、ホリーにしては若い・・・と懐疑心が生まれ・・・って遅いか(苦笑)

  from swallow tail

2006.12.30 09:05 URL | to あむろ さん #- [ 編集 ]













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『敬愛なるベートーヴェン』
CAST:エド・ハリス、ダイアン・クルーガー 他STORY:1824年、ウィーン。音楽学校に通うアンナ・ホルツ(ダイアン・クルーガー)は、ある作曲家の写譜を依頼される。その作曲家とはアンナの尊敬するベートーヴェンだった・・・・原題は「Copying Beethoven」。って事で

2006.12.10 19:38 | Sweet* Days

敬愛なるベートーヴェン 
シャンテシネでの先行上映を一足先に見て参りました。原題は「Copying Beethoven」公式サイトはこちら今年はモーツァルト&マリー・アントワネット生誕250周年なのですが、何故かベートーヴェン。音楽&クラシックファンには見逃せません。この作品は交響曲第9番(ニ短調作

2006.12.12 01:08 | シャーロットの涙

敬愛なるベートーヴェン
【映画的カリスマ指数】★★★★☆ 彼女は・・・天才の耳となり天使となる 

2006.12.18 07:17 | カリスマ映画論

『敬愛なるベートーベン』
音楽室のベートーベンの目に画ビョウを刺しちゃイケマセン!

2006.12.27 22:47 | なんでもreview

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