スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
劇場映画、DVD、新作、旧作問わず映画のレビューを書きます。
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レディ・イン・ザ・ウォーター

原題:LADY IN THE WATER
製作国:アメリカ
製作年度:2006年
上映時間:110分

監督:M・ナイト・シャマラン
脚本:M・ナイト・シャマラン
出演:ポール・ジアマッティ/ブライス・ダラス・ハワード/フレディ・ロドリゲス

story:
アパートの管理人クリーブランド(ジアマッティ)は、ある日、中庭のプールで奇妙な水音を耳にする。
水音の正体を探ろうとしたクリーブランドはプールサイドで転倒してしまう。
そんな彼を助けたのは、ストーリー(ハワード)という美しい女性だった・・・

レディ・イン・ザ・ウォーター official HP
感想:
ファンタジー+ホラー+コメディ=中途半端。

シャマラン監督がその名を馳せた『シックス・センス』。
その大どんでん返しに驚嘆した人は多いはずです。
かく言うわたしもその一人。
しかし、『ヴィレッジ』『サイン』と徐々に彼の手の内がばれ、
「シャマラン監督作品」だけでは楽しもうという気が起きなくなってきました。
それでも今回は、好きな俳優ポール・ジアマッティが出演するため
劇場で観賞することにしました。

フライヤーのハワーズを見る限りホラー映画だと思い込んでいました。
実際に見ると、実はファンタジーで拍子抜けしてしまいました。
というもの、個人的意見ですが、わたしはあまりファンタジーが好きではないんです。
『ハリー・ポッター』は魔法使いの存在が当たり前の社会。
『ナルニア国物語』はファンタジーの世界が完全に現実と切り離されている。
だからすんなり受け入れられたのですが、
この作品では現実社会に水の精<ナーフ>のエピソードが
ところどころに織り交ぜられているつくりになっています。
登場人物同様、最初はなかなかその事実を受け入れられませんでしたが、
徐々におとぎ話の部分も受け入れられてきました。

しかし、驚きもなければ、感動も感嘆もないんです。
ひとことで言えば最初の一文。
可もなく不可もなくという感じなんです。
全然面白くないわけではないのに、物足りなさもかなり感じます。
ファンタジーらしく、“治癒者”“保護者”“職人”“解読者”(ネーミングが違うかもしれません)
といったようにさまざまな役割を持った登場人物たちがいることが明らかになります。
物語の前半で伏線が張ってあり、ドタバタもあり軽快で面白い部分もあります。
でも、肝心の役割がそんなに大したものではなかったり、透明性に欠けたりしています。
また、物語はすべてアパートの中で展開されて、
ファンタジーとしてはかなりスケールが小さいものになっています。

演技も当たり障りのないものになっていたように感じました。
ジアマッティは『サイドウェイ』のように引きつけるようなものはなく、
ストーリーを演じたハワードは人間らしさが感じられず妖精に相応しいと思いますが
個人的にあまり魅力を感じられませんでした。
フレディー・ロドリゲスは間違った筋トレで
半身マッチョという役どころが妙に似合ってはいましたけど。
そして、シャマラン監督は自分自身にいい役を用意したようですね。
でも、あの役が宙ぶらりんになっていたように思います。
非常に重要な役どころで、伝えたいメッセージが詰まっているようでしたが、
言葉の羅列に過ぎず、伝え方がよくありませんでした。

もともとこの『レディ・イン・ザ・ウォーター』は
シャマラン監督が子供たちに伝えたかったおとぎ話だと聞きました。
しかし、そうだとしたらメッセージ性が弱いと思います。
フライヤーには「“物語の出来事”と化した子供時代の思い出にこそ真実がある。
自分も物語の一部であることを思い出すために時代を遡る必要がある」
と書かれています。
あら探しに一生懸命になってしまってか、
シャマラン監督が言わんとすることがあまり伝わってきませんでした。


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当サイトへの訪れありがとうございました。
Yahoo Movieのコメントをみても、観客が期待したのはどんでん返しだったみたいですね。どんでん返しとは「正反対にひっくり返すこと。話・形勢・立場などが逆転すること。」ですから、今回も見事に彼はどんでん返しを果たしたといえるのではないでしょうか?(笑

2006.10.04 00:57 URL | 朱色会 #- [ 編集 ]

こんばんわ!
TB&コメントありがとうございます!

いろんなメッセージが込められているのは分かるのだけれど、それを伝えるパワーというがあまり感じられませんでした。

観ていてなんとなく達成感がない・・そんな感じの作品だったと思います。

シャマラン監督は、そろそろ俳優業に専念したほうがいいのでは?と思うほど頑張っていましたね(笑)。

2006.10.04 22:27 URL | 睦月 #- [ 編集 ]

朱色会さん、コメントありがとうございます。

わたしもどんでん返しを期待していた一人です。
そうですね。
これもまた彼流のどんでん返しなのかもしれませんね。

映画を見たら、いろいろな方のblogへお邪魔してレビューを拝見しています。
さまざまな視点から映画を振り返ることができますよね~。
新解釈を発見したときは「おー」って驚嘆です。

スワロことスワローテイルでした。

2006.10.04 22:34 URL | to 朱色会 さん #- [ 編集 ]

睦月さん、こんばんは。

いやー、シャマラン(監督)にいい演技を見せてもらいました。
今回、俳優陣で一番スワロの目を引いたのは
ジアマッティでもハワードでもなく、シャマラン氏でした・・・
次回作はイーストウッドのように監督&主演かもしれない!!

  from swallow tail

2006.10.04 22:58 URL | to 睦月 さん #- [ 編集 ]

スワロさん、今晩は☆私も今日見てきました。
なんかいろいろと詰め込みすぎて、結局ばらばらで話が終わった感がありますね。
私はジアマッティはそつなくこなしていて、こんな映画でも自然体でよかったですよ。
ブライスのナーフですが、水の精だから全裸なだけじゃなくて、水かきぐらい付いていて欲しかったです(^^)

2006.10.05 01:01 URL | mei #- [ 編集 ]

meiさん、こんばんは。
meiさんもご覧になられたんですね。

水かき!
実際にはなかったものの、あってもおかしくない雰囲気でしたよね。

・・・この作品人気なかったのですか。

  from swallow tail

2006.10.06 22:07 URL | to mei さん #- [ 編集 ]

こんな優しい住人がいて、しかもプールがあるアパートなんて素敵です。
住んでみたいなぁ・・・でも映画評論してたら殺されるんですよね・・・

2006.10.10 23:18 URL | kossy #YaTS71PM [ 編集 ]

kossyさん、おはようございます。

和やかなアパートでしたよね。
親切な管理人に親切な住人。
あの映画評論家はイヤミだったので殺されたのでしょう。
THE・定番。
やはり親切な人のところには妖精がやってくるのでしょうか。

  from swallow tail

2006.10.12 07:23 URL | to kossy さん #- [ 編集 ]

 ご無沙汰しています。コメント、いただきました。ありがとうございます。
 本当に、この監督・・・天才と凡人が同居した珍しい人です。自分のマスターベーションを自分の庭でみせてくれても、私はとまどうばかりでした。私は「ヴィレッジ」が大好きなのですが、あまりみんなから認められていません。しかし、いくら「シックスセンス」の監督だからといって、本作を輸入する必要はゼロに近いと私は思います。
 いつまで「シックスセンス」の看板を宣伝に使うのでしょうか。私の観に行った映画館はガラガラでした。感想も評論もしがたい作品です。
 読ませてもらって、ありがとうございます。  冨田弘嗣

2006.10.14 20:12 URL | 冨田弘嗣 #9L.cY0cg [ 編集 ]

富田さん、こんばんは。

わたしも「あの」シャマラン監督の作品だから・・・ということで見に行った部分もありました。
しかしこの作品はシャマラン監督の自己満足作品になってしまったのでしょうか。
何もかもが観客に伝わりにくく、そして娯楽性も非常に低いものでした。
次回作でのシャマラン監督の出方もきになります。

ここ数日で朝晩がぐっと冷えるようになりましたね。
わたしの職場では体調不良の者が増えています。
今年の風邪はしつこいようです。

  from swallow tail

2006.10.16 22:57 URL | to 冨田弘嗣 さん #- [ 編集 ]













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