スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
劇場映画、DVD、新作、旧作問わず映画のレビューを書きます。
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オール・ザット・ジャズ

原題:ALL THAT JAZZ
製作国:アメリカ
製作年度:1979年
上映時間:123分

監督:ボブ・フォッシー
脚本:ロバート・アラン・アーサー/ボブ・フォッシー
音楽:ラルフ・バーンズ
出演:ロイ・シャイダー/ジェシカ・ラング/アン・ラインキング/エリザベート・フォルディ

story:
イルミネーションが光り輝くニューヨークのブロードウェイ。ミュージカル監督、ジョー・ギデオン(シャイダー)は酒と女とヘビースモーキング、そしてステージに明け暮れる日々を送っていた。忙しさの続く中、ジョーは過労のために倒れ生死をさまよう・・・
感想:
ブロードウエイであまりにも有名な男、ボブ・フォッシーの半自伝的作品。
まさしく ALL THAT JAZZ (なんだかんだ/なんでもあり!)な作品。

バロック音楽をかけてシャワーを浴び、アスピリンを飲み、目薬を差す・・・
そして「It's show time!」の掛け声ではじまるジョーの一日、ジョーの舞台の日々。
そして、映画自体もすてきなshowのように仕上がっています。

まず、独創的で官能的なダンスシーン。
映画のところどころに挿入されています。
ダンス好きにはたまりません。
わたしは『キャバレー』はまだ見てないのですが、
『シカゴ』の監獄のタンゴよりもはるかにセクシーなダンスには
「これは本当に子どもには見せられない・・・」と驚きますが、
驚きよりも勝るのが興味です。
ぐんぐんひきつけられて、ダンサーの官能的なダンスだけではなく、
躍動的な筋肉までも見つめてしまいました。

それから脚本も素晴らしかったです。
「死」という普遍的なテーマ。
主人公のジョーはショービジネスの世界に生き、
周りのすべてが虚無だと思っていますが、「死」だけは唯一の真実だと言っていました。
確かに。
うそ、おべっか、駆け引き、取引・・・
真実でもうそとも言い切れない、さまざまな“真実らしきもの”が飛び交う世界で、
彼は孤独を感じ、信じられるものなんてなかったのでしょう。

「死」とは?
「死」は裏切らない。
確実に、誰にでもやってくる。
社会的責任からも開放される。
誰かが自分のことを思い出して偲んでくれるかもしれない。

それぞれが思い描く「死」があるとおもいます。
ジョーは自分の「死」は自分の人生の延長だと受け入れられていたのでしょう。
彼は「死」さえもショーにしてしまいました。
ラストに彼が歌う「バイバイ・ラブ」は作品中で最もにぎやかに仕上がっています。
アルコール、女性、タバコ、ドラッグ。
ALL THAT JAZZな彼の人生そのままの舞台です。
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