スワロが映画を見た

スワロが見た映画について感想を書いていきます。
劇場映画、DVD、新作、旧作問わず映画のレビューを書きます。
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ダンス with me !

原題:One Last Dance
製作国:アメリカ
製作年度:2003年
上映時間:100分
DVD発売:2005年6月15日

製作:パトリック・スウェイジ、ロンダ・ベイカー
監督:リサ・ネイミ
脚本:ケヴィン・バーンハウト、リサ・ネイミ
音楽:ステイシー・ワイドリッツ
出演:パトリック・スウェイジ/リサ・ネイミ/ジョルジュ・デ・ラ・ペーニャ

story:
世界的に有名なニューヨーク・ダンス・カンパニーが解散の危機を迎えていた。
7年前、天才アート・ディレクター、アレックスの死により、
このカンパニーは存続の危機にさらされていた。
この危機を乗り越えるべく、カンパニーはアレックスが残した
幻の演目を公演することを決意。
アレックスのダンスを継承した3人のダンサーを再集結させる・・・
感想:
『ダンシング・ハバナ』を観たとき、
多くのブロガーさんの記事も拝見しました。
そのとき、パトリック・スウェイジにコアなファンがいることが判明。
関連のある、『ダーティー・ダンシング』を見ずして映画好きは語れない!!
とばかりに、レンタル店を探しましたが見つからず、
このDVDを見つけたのでレンタルしました。

この映画、単なるバレエ映画とは一味違います。
サクセスストーリーではなく、ダンサーとしての
心の葛藤、トップダンサーに登りつめる苦悩を描いています。

映像はスウェイジ扮するトラヴィスが荒れ果てたスタジオで
一人、踊り始めるところから始まります。
ダンスシーンとストーリーが織り交ざって
映画が進んでいく点はバレエのようです。
(バレエは、物語を演じる部分と、物語とはまったく関係なく
 途中で踊りが挿入される形で構成されています。)

最近はパリ・オペラ座を筆頭に、NYシティ・バレエ、アメリカン・バレエ・カンパニー
のようにコンテンポラリー(モダン)バレエを主体にしているところがありますね。
コンテンポラリー、正直、解釈が難しいです。
人間の「怒り」「憎しみ」「愛」「喜び」などの根底にかかわる感情を
抽象的に表現していることが多く、難解なものが多いです。
今回、スウェイジたちが踊るバレエも『ウィズアウト・ワード』というタイトルです。

トラヴィス、クリッサ(ネイミ)、マックス(デ・ラ・ベーニャ)は
アレックスの指導で幻の演目を稽古していました。
しかし、とあることから、3人の関係は崩れていきます。
その過去をさかのぼる様子が、現在と織り交ぜるように、
回想風に徐々にわかっていきます。
冒頭では彼らがどのような関係だったのかがつかめずに、
少し頭の中が混乱しました。
しかし、大雑把には予想がつくし、何よりも彼らのダンスを見たいので
細かい脚本は無視です。

元ダンサー・スウェイジが製作しただけあって、
ダンサーの苦悩はかなりリアルに描かれています。
成功をつかむまでの過程がいかに困難であるか。
その名声を維持するためにどれほどの努力が要るのか。
しかし、バレエはかなりハードなものです。
旧ソビエトでもダンサーの定年は40歳、
と決められていたほど過酷な芸術です。
円熟した表現力が身につくころには体力が落ちていたり。
怪我に見舞われていたトラヴィス。
それから、過去のダメージから抜け出せないクリッサの葛藤。
天才と言われていたトラヴィス、クリッサの影に隠れてしまっていた
マックスの存在もなかなか興味深いです。

ラストもハッピーエンドとはいきません。
なので内容と違い、安易な邦題に違和感を感じます。
この3人が最後に見せるバレエはすばらしいです。
磨き上げた肉体でしなやかに、時に力強く舞う瞬間です。
とても中身の濃いバレエ映画です。
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